沖縄先島諸島 西表島の魅力

　沖縄の南西諸島と先島諸島は160の島々があります。LCC就航前はほどんど沖縄本島が主流でしたが、今は宮古島や石垣島等ある程度大きな空港がある島が拠点となっております。本島へ行くか離島へ行くかは目的別に分かれると思います。ともかくLCCや航空会社の先割の様な格安運賃は沖縄の旅行を変えました。ともかく沖縄の那覇空港から石垣空港までは距離で400ｋｍ、ジェット機で50分で飛びます。リムジンバスで約50分（タクシーでは40分）揺られると

港へ到着します。ここで高速船に乗換て、約40分の船の旅。西表島の大原港（南側）か上原港（北側）に到着します。途中で竹富島や波照間島が見えます。特に竹富島は沖縄に2か所しかない歴史的重要建築物群保存地域の一つがあり、星野屋もございます。

西表島はサンゴ岩で出来ており、そのもとは海中のサンゴなのです。この島の周囲は水深が浅い場所が他の沖縄県の島と比較して少ないです。故にこのサンゴ礁は非常に貴重な場所なのです。シュノーケリングかダイビングに最適な場所です。もしこの場所でシュノーケリングをするならば足ひれは使ってはいけません、サンゴを傷つけるからです。中央にナポレオンが悠々と泳いでおります、かなり大きな魚でした。海の中で見るのは初めてです。シュノーケリングやダイビングがしたくなった方はこちらです

　ここは石垣島の港です。ここより周囲の離島への基地となります。普通は25-40分で海を渡れるのですが、一旦台風が近づくとすべて止まることを覚えておいてください。これは台風が行き過ぎたのですぐ再開とはなりません、波が収まるまで待たなければならないのです、石垣でも西表でも波照間でも小浜でも一緒です。この海は内海の様に見えて太平洋と東シナ海の外海であることを忘れないでほしいです。まあ台風が来ると地元の方が言われるには7から8日はアウトだろうなあということです。ここは離島であることを感じさせられます。ですので太平洋の遥か彼方で台風の卵が発生したと報道された時には、沖縄まで何日で来るかを考えなくてなりません。台風が来てしまえば、シュノーケリングやダイビング、釣り、ゴルフは元より外に出られなくなります。台風では風速は50-70m/秒あります。ロックダウンの状態なのです。しかし仕事道具を持っていってワーケーションは可能でしょう。ここへ行きたくなった方はこちら。

　西表の大原港からバスで約10分、由布島に着きました。今写真を撮っている場所は満潮時は海面です。引潮には韓国の珍島の様に「道ができるのよ～♪」となるのです。満潮時の水深は約50ｃｍ以下でしょう。歩いて渡れないことはないです。西表島に来たなら牛車に乗ってゆったりとした時間を味わいましょうと宣伝されております。皆様も優雅な時間を作ってください。

　西表島について説明します。ここは南西諸島の八重山列島の中で最大の面積があります。289.61ｍ2で海岸線は130ｋｍ。山の最大海抜は469.5ｍです。しかし人口は2300人です。島の大部分は熱帯雨林に覆われております。昔この島は台湾と同じくマラリアがひどく住めなかったそうです。1961年頃やっとマラリアを克服できたそうです。その後サトウキビやパイナップルの生産が行われたそうです。ここはエコツーリズムで有名になりました。普内川や仲間川のカヤック、海でのシュノーケリングとダイビング、釣り、ナイトツアーの動物生物鑑賞等です。ネイチャー系の旅行が好きな方はここに集まるようです。鹿児島の屋久島がや山岳観光ならば、こちらは海洋観光が中心となります。ほとんどの西表を訪問する観光客は来る前にすることを決めております。

この蝶々はオオゴマダラです，英文名はTree Nymph Butterfly。大変貴重な蝶々なのです。撮影する幸運に恵まれました。

　このホテルに泊まりました、西表東部のホテルです。一旦日が暮れれば周囲は真っ暗になります。雨上がりの夜に外へふらふら出るのはお勧めできませんとのことです。いつハブが出てくるか判らないからです。もしそれでも出るならば、ナイトツアーで生物鑑賞のツアーに参加しましょう。夜は昼と様子が一変します。旅行保険を検討したい方はこちら