初めての鎌倉 鎌倉ウォーキングツアー 鶴岡八幡宮→寿福寺→銭洗弁天→鎌倉大仏→江ノ島を歩く

鎌倉ウォーキングツアー第1弾は、2011年7月12日に催行された定番ツアーの補強版です。テレビドラマの鎌倉殿の13人で脚光を浴びている現地を実際に歩いて行きます。

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ガイドは基本的に当地の又は当地に詳しい通訳ガイドが同行します。地元なので生活道路を抜けて行きます。そこが面白い所なのです。朝に鎌倉駅集合となり、今回は夕方もまでの1日コースです。 写真で紹介したツアーのガイドは草間久美さんがやってくれました。今回のコースに合わせてのディナも予約できます

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この日の行程を簡単に説明します。鎌倉駅→小町通り/段葛(若宮大通)→鶴岡八幡宮→寿福寺→銭洗弁天→大仏ハイキングコース→鎌倉大仏→長谷駅→江ノ電乗車で江ノ島へ→江ノ島というコースになっております。これを1日かけて廻ります。鎌倉ウォーキングに持っていきたいバッグはこちら

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昼食は鎌倉とその周囲には美味しいお店が沢山あるのでどれにしましょうか?  鎌倉駅を出発して小町通りを進みます。ここで着物のレンタル等もできるようです。ここで時間を潰すと後に差支えますので、平行する段葛に移動します。次の旅を考えながらコーヒーを飲みたい人はこちら

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段葛を鶴岡八幡宮方面へ歩いてゆくと、段々道が狭くなります。第二鳥居から第三鳥居へ、これが鎌倉の中世の都市計画だったのでしょう。この辺りも有名なお店とか幽霊が出た建物とか何かと話題が沢山あります。旅の写真や動画を撮りたい人は必見です

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太鼓橋を過ぎると鶴岡八幡宮もまじかに見えてきます。夏はここを歩くと大変汗をかくので、タオルの準備と水分補給は忘れないでください。自動販売機は必要な時には近くには無いものです。旅先で薬の管理に困っている方はこちらをご参考に

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この日は7月11日梅雨は明けてませんが、真夏の天気でした。ハスの花が大変綺麗です。源氏の旗が白色なので源氏池には白いハス、平家の旗は赤なので平家池には赤いハスを植えたという話もあります。800年の間に赤白混ざってしまい、ピンクのハスが両方の池にあるのは平和の象徴でしょうか。海外のお客様にはこの話は、笑い話しになりかねません。白い旗=投稿の旗の概念が世界的に出来上がっているからです。旗上弁天神社が源平池の中にあり、その裏手に「政子石」という夫婦円満の祈願石があります。

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鶴岡八幡宮の流鏑馬神事の場所に来ました。ここは9月の中旬に馬でかけながら馬場に配された3つの的を射抜く勇壮な神事であり、源頼朝公時代より800年の伝統を受け継いでおります。

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ほどんどの団体客は時間節約の為に、第二駐車場から流鏑馬通りを通って舞殿、本殿を抜けて丸山稲荷神社を素通りして駐車場へ帰ります。時間があれば一度流鏑馬通りを舞殿に行かず真っ直ぐに進み、白旗神社や柳原神池や源平池を通って舞殿に抜けるのも良いかもしれません。

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鶴岡八幡宮を見た後、交通量の多い、車が体のスレスレを通る生活道路を通ります。ここよりJR横須賀線を渡り、寿福寺へと向かいます。寿福寺は非公開のお寺で、ここは玄関で写真を撮るのみです。

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ここから銭洗弁天へ向かうのですが、将に鎌倉の見どころの一つです。大邸宅や伝統的日本家屋、デザイナーズ住宅などが並び、将来一戸建てを建てたい方には大変勉強になる場所です。しかしながら車の量が半端では無いので要注意です。頼朝公も800年後車が出現するとは思ってもみなかったでしょう。

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どの住宅も敷地は狭いなりに工夫をしてます。元々山であったところを削っていたり、第二次大戦の防空壕が残っていたり、そこを駐車場代わりに使用していたりしてます。しかしながら中国陝西省北部の様に、穴を直接住宅に加工して住んでいる人は誰もおりません。これは国民性でしょうか。

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ある建築関係のお客さんは鎌倉を案内した時に、防空壕跡を見て横須賀を狙った核爆弾が爆発した時に、上の建物は一瞬で焼け落ちるが、山の中におれば生き残れるようなことを言っておりました。それには穴を縦に横にもう少し掘り進む必要があります。山と一体になった核シェルター付き住宅は第三次世界大戦を生き延びる手段かもしれません。

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その話題で盛り上がりながら山道を登り、山の中腹からトンネルに入るのが銭洗弁天です。銭洗弁天って如何にもマネーロンダリングの神様の様な印象を受けますが、中華圏の方には大変有難い銭の神様なのです。ここへ来ると銭というか金融に対する物の考え方が全く違うことが解ります。金のある人も無い人も等しく金は神棚に飾らず自分で運用するのが普通です。

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銭洗弁天を出て、山道に住宅が立ち並ぶ小道を行きます。ここが大仏ハイキングコースです。ガイドが居なければ何処へ行くかわからない迷路です。次の訪問地は鎌倉の伏見稲荷と言われる佐助稲荷神社です。ここを目指します。そのあとは鎌倉大仏へハイキングロードを歩きます。

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車の往来する道に出てきたならすぐに鎌倉大仏高徳寺があります。昔ここには奈良の大仏と同じように大仏殿があったようです。関東大震災より大きな地震と津波で大仏殿が流されてしまい、大仏が残ったそうです。海から2km位はありそうなところです。東海東南海南海トラフ地震が来ればここまで波が来るでしょう。2011年の東北が再現されます。

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鎌倉大仏を見てから海岸方面へ歩きます。長谷駅より江ノ電乗車です。これからは海の鎌倉です。稲村ケ崎やスラムダンクの踏切を過ぎて、江ノ島が近くなります。江ノ島駅からは商店街を歩いて海へでます。ここから橋を渡り江ノ島へ行きます。運が良ければここから湘南の海に浮かぶ富士山の写真が撮れるかもしれません。

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江ノ島だけでも半日かかると言われております。そう言えば見るところが多いですね。生シラス丼が食べれるところはあまりありませんが、ここではレストランのショーケースの中に展示されております。あの渋みのあるイワシの生の感覚。味わいたい方はどうぞ。

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江ノ島からはモノレールや電車、江ノ電等東海道線や横須賀線に抜けるルートがあります。吊り下げ型のモノレールは珍しいと草間ガイドは言っておりました。

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