美瑛の神秘 青い池の光景

 昔の観光地図を見ると美瑛の青い池はありませんでした。ここは十勝岳からの火山泥流災害を防止する為の、美瑛川に作られた数ある堰堤による人造池の一つであり観光地ではありませんでした。地元のカメラマンの写真集や大手IT起業のPC待ち受け画面に採用されたことで世界的に注目を浴びることになります。

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 中国のお客さんから青い池に行ってくれと頼まれて、地図を睨みながら行き、空き地の様な駐車場に止めて森林を抜けるとPC画面と同じ光景は存在しました。現在は北海道を代表する観光地に成長しており、美瑛の観光協会は、起源となった白ひげの滝や白金温泉と共に売出しております。レンタカーをお探しの方はこちら

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 昭和63年(1988年)に堰堤が完成して、防災工事の副産物として人造池が誕生します。ところが自然の奇跡がここで発生します。上流の白ひげの滝の崖でアルミニュームが混入して下流の硫黄沢川と合流します。そこで化学反応を起こしてコロイド状の物質となります。太陽光と光の錯乱や石灰成分が川底を白くして青い池が誕生したのです。宿やツアーをお探しの方はこちら

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 結果青い池に生えていたカラ松やシラカバは枯れて池にそそり立つ枯れ木として残ります。この要素が青い池には必要であったようです。青い水と枯れ木のコントラストが何とも言えない光景を醸し出しております。車を運転される方はこちらへ

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 当地へのアクセスですが、やはりレンタカーやタクシーのチャーターが最適と思います。昔、白金にゴルフ場があり、知り合いが会員権を買っておりました。ほとんど行けてなかったようですが、いまはバブル時代の思い出話です。ふるさと納税返礼を利用して北海道のおみやげをゲットしたい方はこちら

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 写真に詳しい人に聞くと四季この青い池は表情を変えるそうです。写真を見れば一目瞭然ですが、やはり1年中お客様を呼べる観光地になったということでしょう。私の写真には夏と秋しかありませんが、非常に綺麗です。

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 青い池を見に行った時偶然十勝岳(大雪山)方面で雲海が山から流れ落ちる場面に出会いました。雲海は少し南側のトマムが有名ですが、ここ富良野盆地でも見れたことは感激でした。

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 当地のパンフレットを見ると美瑛駅からサイクリングで白金温泉に行くルートが記されております。その中に道の駅びえい「白金ビルケ」、青い池、不動明王・白金不動の滝、白金温泉と白ひげの滝が書いてありました。下記は秋の青い池です。

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